最終追い切りは一杯、馬なりどちらが良い?

一杯で仕上げる厩舎と、馬なりで仕上げる厩舎

2012年の厩舎リーディングを争った、池江泰寿厩舎と角居勝彦厩舎を取り上げてみました。JRAでの勝ち鞍は57勝で並んだ両厩舎ですが、その勝ち鞍を挙げた時の最終追い切りの強さ別にグラフを作成してみました(障害競走を除いたため、角居厩舎は56勝)。グラフを見て、お気付きになりましたか。最終追い切りの強さが「一杯」が勝ち鞍の半数を占める池江厩舎に対して、「馬なり」が半数近くを占める角居厩舎。同じように多くの勝ち鞍をあげる厩舎でも、その追い切りの内容には違いがあるということなんですよね。

実はこれと同じような内容を『100%激走する勝負調教大全』(2012年5月刊)にも掲載しました。それは池江厩舎は目一杯に追われて(一杯)併せ馬先着が馬券的に買い、角居厩舎は持ったままの手応え(馬なり)で併せ馬先着するのが馬券的に買いという内容。これは2012年以前の調教データから分かっていた傾向ですが、それぞれの厩舎の特徴がそのまま結果になったのが、2012年の厩舎リーディングの争いだったというわけです。

また、この傾向が長年続いているということはMそれぞれの厩舎の重賞勝ち馬一覧を見て頂ければよくわかります。というのも、一般的に牡馬はハードな調教、牝馬はソフトな調教が合うと言われています。「一杯追い」が特徴的な池江厩舎に牝馬の重賞ウイナーが一頭しかいないのに対して、「馬なり」が特徴的な角居厩舎には名牝がズラリ。どちらも馬券的には重要な厩舎なんですが、調教の強さでこれだけ違いがあるということを覚えておくと便利だと思います。

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