外厩の登場によって変わった放牧の意味

帰厩したらすぐに本格的な調教を行える

レースに出走する競走馬は、必ず、美浦もしくは栗東の所属調教師が管理しています。ただ調教師に与えられた馬房数には限りがあり、それを超える頭数は牧場などで管理することになります。これを厩舎の外で管理するということから「外厩」と呼びます。

牧場にも様々な種類がありますが、近年、話題になっているのは、美浦や栗東のトレーニングセンターと変わらない調教施設が充実している、トレセン近郊にある牧場です。

ここで抱くであろう疑問は、トレセンの外に出るのだから、調教をせずに休養するのではないかという点。確かにかつてはそういった考え方で、牧場へ放牧に出していました。ところが、現在の放牧という行為は「休ませる」だけでなく、「リラックスさせた後に動ける体にする」といったイメージです。

厩舎経営は一般社会の会社経営と同じ仕組みなので、管理馬がレースに出走し、賞金を稼ぐことで収益を上げます。厩舎経営を効率的に進めるには、管理馬をいつでもレースに出走できる状態にして回転させることが求められるのです。放牧に出て、休んだままの体で帰ってくると、一から調教を開始しなくてはいけません。この時間的なロスを省くため、牧場ではリラックスさせつつ、再びレースへ出走するための基本的な調整は終わらせておく。そして、厩舎に入るときには、すぐに本格的な調教を進めることができる状態になっているというわけです。

昔であれば、放牧帰りは「休み明け」ということで、馬券的に軽視されていましたが、現在はそんな感覚を持たない方が賢明です。

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